2020/11/26 11:00

THCよりも遅れて研究が本格化したCBDですが、その発見(単離)は、THCよりも早い1940年のこと。


ちなみにTHCの単離は1964年です。THCの「ハイ」になる薬理作用が知られるようになると、しばらくは「カンナビノイド研究」=「THC研究」の時代が続きましたが、その過程で1980年代に発見されたのが「エンドカンナビノイド・システム」です。


エンドカンナビノイド・システムとは、いうなれば身体と心のバランスを制御するマスタ ー・コントロール・システムです。


人間の身体は、ニューロンや神経組織、細胞、酵素やホルモン、化学物質などが織りなす複雑なネットワークによって、体内の環境が一定に保たれています。これをホメオタシス(恒常性)とも呼びます。


このホメオタシスを維持するため、絶えず働いているのが、エンドカンナビノイド・システム(ECS)です。「エンド」とは「Endogenous=内因性」の意味ですが、「カンナビノイド」と付くのは、それが医療用大麻草の研究のさなかに発見されたからです。


薬としての大麻の効用は、何千年も前から様々な文化で知られていました。では、なぜ効くのか? その研究の最中に、私たちの身体は大麻由来のカンナビノイドに似た物質を自ら生み出すとともに、それらと結合する受容体を持っていることが発見されたのです。


しかも その受容体は、脳をはじめ、全身を巡る神経組織、血管、消化管、内臓や骨にまで存在する ことが判明。さらにこのECSは、人間を含む全ての哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類 にまで備わっていて、その起源は人類が誕生するはるか昔、約6億年前まで遡ると主張する 学者もいます。


②へ続く

https://cgcbd.theshop.jp/blog/2020/11/26/120526