2020/11/30 21:23

とくに2013年に全米で放映されたCNNのドキュメンタリー番組『WEED』は、大きなきっかけでした。

1日に数百回ものテンカン発作に苦しむコロラド州の5歳の女の子の発作を、THCをほぼ含まないCBD豊富な大麻チンキがピタリと止める映像が、世界中に紹介されたのです。同じ難病に苦しむ子を持つ家族の多くが、同じ治療を求めてコロラド州に移住する社会現象にもなりました。

翌2014年、俗に『農業法』と呼ばれるアメリカ連邦法の改正も追い風となりました。その法律改正によって、乾燥時のTHC含有量が0.3%以下の大麻草は、「産業用ヘンプ」と定義され、取締対象から外されました。それまで州法ではOKでも、連邦法で禁止されていた 米国内のヘンプ栽培が可能になったのです。

このことが、ヘンプ由来のCBDオイルのブー ムに火を着けました。ちなみに日本では、翌年の2015年、『ナショナル ジオグラフィック - 日本語版』の6月号が、『マリファナ 秘められた力』と題した特集で、CBDを含めた欧米の医療大麻事情を紹介。日本語版創刊以来の大ヒットを記録して話題となりました。

③へ続く